子育てセミナー③子供の学校との付き合い方 キーワードは「確認・共有・役割」

【ケース3】

子供の学校生活に親がどこまで口を出すか、ラインが見えず悩ましい。子供から他の家の子の評判・出来事を聞いた時や他の保護者からうちの子の評判を聞いた時、子供に対して何と言ってあげればよいのだろう(またはそっとしておく?)

同じく学校で何か問題があった時や先生の発言や指導に対して疑問に思うことを聞いた時はどうすれば?

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まずわが子の評判を人から聞いた時の対処としては、「いい話なら子供を褒める。いけないことだったら子供を叱る。真偽が分からないときは聞いて確認する」のがいいでしょう。 本当かどうか分からないまま悶々としたり、不用意に子供を叱らず、フットワーク軽く即確認する。

学校に確認したいときはできれば電話や手紙を介さず、保護者が直接出向いて、先生と「会って相談」するのがベストです。さらに、保護者と担任教員、保護者と部活指導教員と言ったように保護者と教員が1対1で対面するより、校長、教務主任、学年主任など管理職の教員が一緒に参加して3者面談にするともっと良いと思います。

しかし、教員と直接話しづらいとか、仕事が忙しくてなかなか学校に行く機会がなく敷居が高いと感じている保護者の方もいるでしょう。

こんなときこそ、「オモニ会」の出番です。

普段からお迎えやオモニ会役員会など学校によく来ているオモニ達には、ぜひ文字通り「ウリオモニ(私たちのオモニ=みんなのオモニ)」になって欲しいです。わが子だけではく学年や性別、ソージョなどの垣根を超え、ウリハッキョに通う子供たちを等しくわが子のように見守り、支える存在になって欲しいですし、悩んでいるオモニ達の相談に乗って欲しいと思います。

こういった確認、相談をしないまま学校への不満を募らせると信頼関係がなかなか築けず双方にシコリが残ってしまいますね、残念なことです。特に子供の前では発言に気を付けること。学校の悪口や教員を呼び捨てにしていると、いつのまにか子供が真似をするようになります。教員を呼び捨てにしている子供がたまにいますが、聞いてみると実に多くの場合、うちでは呼び捨てだよ!と答えます(汗)

仮に、家庭で目指している教育、しつけの方針があるなら、それを学校に伝えて背中を押してもらいましょう。学校は子供たちを指導する場ですから、家庭ではこの指導に対して背中を押すことが大事です。学校と家庭が役割は違っていても同じ方針でお互いの背中を押し合う関係になりましょう。子供を巡って学校と家庭がつなひきをしないようにしましょう。

もう一つ良くないのは、他のお子さんや保護者の「評判」「うわさ」を確認しないままSNSで拡散させてしまうことです。仲間内のLINEで流したものがいつの間にか誰かのFace bookにシェアされ、あっという間に拡散されてしまう可能性があることはみなさんよくご存じだと思います。情報は慎重に扱い、誤った内容が広まってしまった場合はできるだけ早く対処しましょう。

 

子供に実際何か問題があったら、すぐに家庭で両親がミーティング。父親、母親で役割を決め、一緒になって叱らないように!  シングル家庭では両親役を1人でこなさないようにしましょう。父親がいないのであれば父親役をしてくれる人、母親がいないのであれば母親役をしてくれる人を決め、必ず役割分担をする。それは学校の先生(必ずしも担任の先生である必要はない)や、親戚、その他信頼して相談できる友人やその人たちが紹介してくれる方などで良いと思います。見渡せば色々と力になってくれる人って、結構身近にいるものです。

 

なぜ子供のことで私たちは一喜一憂したり、イライラしてしまうのでしょうか。

子供の評価がそのまま自分の評価だと感じて、求めた通りにできない子供にイライラしていませんか。

できないのは子供ではなくて自分だと思われている、と考えてしまっていないでしょうか?

子供と親は別の人格を持った人間です。他人の評価・評判やうわさに惑わされずに、良い相談相手を得て、家庭で考える教育を学校での指導と合わせつつ、子育てへの自分の思いを貫いていけば良いと思います。

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次回は【ケース4 子供の部活、その他活動とそのサポート】について紹介します。

 

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