これから子供を入学させたいオンマからの質問編

Q1. 今までどこへ行くにも大人と一緒、オンマの自転車の後ろに乗せて移動していたのに、子供だけで電車やバスに乗ってハッキョに行けるか心配です・・・

A. ハッキョではアボジ、オモニたちの心配を軽減するための対策を立てています。

入学前に通学ルートや使用する交通手段、最寄駅などを詳細に確認し、同じコースで一緒に通学できる在学生を紹介します。そして入学式の日までにオリニと当該在学生との顔合わせもハッキョが責任を持って行います。

下校時間は低学年生の場合、3時、4時10分、4時半(夏季は4時45分)と3パターンありますが、いずれ

の場合も同方向で一緒に下校できる在学生とペアを組ませて下校させています。

ご家庭では、保護者とオリニが実際に電車やバスに乗って一緒に登下校ルートを確認する、信号、横断歩道、交差点での左右確認、歩道の左側通行、車内でのマナーなど、基本的な交通ルールをおさらいしておいたり、もしものために公衆トイレの場所をチェックしておくことも大事です。

 

Q2. ウリハッキョや子供たちをとりまく社会情勢が厳しい昨今、通学路でイヤな思いをしたり危険な目に遭うことはありませんか?

A. 児童たちの通学路に様々なリスクが想定されることでしょうが、ハッキョではまず、周囲の方々に迷惑となるマナー違反をしないように教えています。また、通学路で出会う駅員やバス運転手、大人の人たちに礼儀正しく接し、体の不自由な方やお年寄りには席を譲るなど道徳指導も行っています。

※小暮さんのエピソード(過去記事一覧をご覧になってください。)

しかしもし通学路で気になることや不安なことがあった時は、速やかに担任の先生に報告しましょう。

 

Q3. ウリハッキョではいじめはないの?わが子が被害者、または加害者になってしまったら?

A. 第三ハッキョではウリマルを学ぶ際、ただ言語を学ぶだけではなく、《힘이  나는 우리  말》- つまり友達を力づけたり励ましたり応援する言葉、相手を肯定する言葉を積極的に選び日常的に使うことを奨励しています。

このことからも分かるように、第三ハッキョでは自分と同じように他者を認め、お互い助け合うことが自然に身につく指導をしています。

教職員達は授業中、課外活動、登下校時の児童たちを見守りながら感じたことを些細なことでも報告しあい、誰もが児童たちの中で起こっていることや状況、その指導方向も共有するようにしています。

それでも児童達の中でトラブルが起こってしまうことはありえます。成長過程の子供達がついきつい言動をとったり、それらにたやすく傷ついてしまうことは珍しいことではありません。トラブルを察知したら、ハッキョと家庭が緊密な連携を持つことが何より大事です。

ハッキョではけんかやケガなどトラブルがあった場合、両者に連絡して児童のハッキョでの様子や指導内容、今後の指導方向などを家庭と話し合います。

家庭でオリニの異変に気づいたら、保護者が一人で悩まずどんな場合も速やかにハッキョに報告し、教員を通して解決するようにしましょう。

オリニ達はハッキョでの集団生活や家庭でのしつけを通して日々成長しています。低学年では出来なかった気遣いが高学年では自然に出来るようになったり、言葉がきつかった児童が、それを自覚して慎重に発言するようになったりします。言われっぱなしだった児童が意思をはっきり伝えられるようにもなります。大人が感情的にならず、児童たちを長い目で見つめ、なって欲しい姿を目指して我慢強く語りかけることが必要だと思います。

そのため、トラブルの相手と直接話し合ったり、親しい保護者同士で想像の域を出ない内容で決めつけた話をすることは避けましょう。

 

Q4. もうすぐ入学を控えているのに、うちの子はまだひらがなが読めない、書けない、数字が数えられない・・・大丈夫でしょうか?

A. 1年生の教科書では、文字教育から始まります。

なので、ひらがなの読み書きは、一からきっちり習います。

すでに、ひらがなの読み書きができる児童も、筆順やバランス(はね、はらい、とめ 等)をしっかり習います。

算数も同様、数の数え方、数字の書き方を一から習います。

算数の場合、ウリマル(朝鮮語)で、数字を読んだり数えるので、スタートラインはみんな一緒ですよ!

授業中に習得できなかった場合は、担任が個別指導できっちりカバーし、授業に遅れないように配慮します。

しかし、1年生は大事な時期なので、学校だけ任せにせず、家庭でもしっかり宿題や自習をさせ、見てあげましょう。

もし、それでも心配な場合は、入学前にひらがなの読みだけでもさせておきましょう。(ゆっくり読める程度で)

 

Q5. ウリハッキョでウリマルを学ぶことも大事ですが、日本社会で生きていくのに、漢字や算数、英語教育など日本の公立学校に比べ教育内容で劣ることはないですか?

A. ウリハッキョの教育内容が劣ることはありません。

なぜなら、ウリハッキョの教科書や教授要綱、参考書・課題帳 等は、日本学校・韓国学校と同じ水準で編纂され、専門家の監修も受けています。

ウリハッキョの日本語教育に関しては、文科省の学習指導要領が基となっています。

それに、朝鮮語と日本語の二言語教育は、全ての教科において学力向上となり、ウリハッキョでしかできない最大のメリットです。

 

Q6. 共働きの我が家、オリニの放課後の過ごし方が心配です。

A. 働いているオモニ達にとってオリニを放課後どうすごさせるかは大きな問題ですが、これはそれぞれの家庭の方針やオリニ自身の考えも相まって、解決方法は様々です。

できればオリニを「カギッコ」にしたくないという家庭では、行政の運営する学童保育を利用する、近くに住むハラボジ、ハルモニの家で過ごすという方法などがあります。

学童保育を利用するには入学前に(11月頃から)区役所で申請が必要です。お住まいの地域の情報を参照しましょう。

第三ハッキョでも準学童教室「チェサミ」を運営しており、最長4時半(夏期は4時45分)までハッキョに残って過ごすことが出来ます。(要申請、有料)(詳細紹介ページにリンク)

保護者が帰ってくるまで一人で家で過ごせる、むしろ一人で過ごしたい、というオリニもいます。またはオリニの自立を促すために一人の時間を敢えて過ごさせるという選択肢もあります。

この場合でも、帰宅したら保護者に連絡させる、帰宅後はゲームやテレビ、マンガなど誘惑も多いですが、遊びは宿題が終わってからにする、帰宅後、再度外出する時は外出先を知らせるようにする 等ルールを決めて過ごすようにしましょう。

また、一人で過ごす時間を減らす目的で習い事を入れることもよくありますが、オリニの意思や希望を良く聴き無理強いしないことも大切です。あくまでハッキョでの授業が基本です。習い事で疲れてしまい、ハッキョの授業に身が入らないようでは本末転倒です。

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